「I'm OK, You're OK」と言えるように【自己肯定感と他者肯定感の関係性について】
2019.10.24
こんにちは。
torie公認自己肯定感カウンセラー 大森 翼です。
僕は去年、
自己肯定感が低くなり、
自己否定の負の循環から抜け出せなくなり、
抑うつ状態になった時期がありました。
「自分なんてどうせ生きている価値がない…」
「自分は何をやっても結局、幸せに離れないんだ…」
と、まるで呪文のように一人部屋で唱え続けていたんです。
「I’m OK.(私なら大丈夫)」と言えない状態。
人生には4つの構えがあるとされています。
①「I’m OK, You’re OK」(自分も他人もOK)
②「I’m OK, You’re not OK」(自分はOK、他人はNG)
③「I’m not OK, You’re OK」(自分はNG、他人はOK)
④「I’m not OK, You’re not OK」(自分も他人もNG)
去年までの自分は③の「自分はNG、他人はOK」というものでした。
自分の感情を抑え込み、他人の考えを優先しがち。
これには、
「自分の感情や本音を表現すると、他人に嫌われてしまう」
といった思い込みがずっとあったんですよね。
僕は去年、自分の感情を抑え続け、我慢し続けた結果、
自己肯定感が低くなり、自己否定のループにハマり、
そして一気に心がパンクしてしまったんです。
自己肯定感とは、
「ありのままのどんな自分も存在する価値があるんだ、と認めてあげられる感情」
いわば、「生きるエネルギー」でもあり、「心の土台」でもあります。
ポジティブな自分も、ネガティブな自分も、
どんな自分でもありのまま受け入れられる。
「これも私だから」と「自分にOK(YES)」と言える状態。
この自己肯定感を持てると、
「どんな自分にもOK(YES)」と言えるようになり、
そして、他人に対しても、
「こんな考えがあなたにはあるんだね、なるほど〜!」と
より寛容に物事を肯定的に捉えられるようになっていきます。
つまりは、人生の4つの構えのうち、
①の「自分にも他人にもOK」と言える状態になるのです。
そして、この他人に対しても「OK」と言える感情のこと、
これを「他者肯定感」というのですが、
自己肯定感が高い人は、他者肯定感も高い人が多い。
他人の考えを否定せず、認めて肯定してあげる力が強いです。
去年の僕のように③の「自分にNG、他人にOK」の場合は、
自己肯定感が高いわけではなく、
自分に自信がなく、他人の考えや行動を優先することで、
自分が傷つくのを守っていたり、自分の気持ちを抑え込んでいたりするんです。
自己肯定感は、何歳からでも取り戻せます。
僕も今少しずつ、見えなくなっていた、
失っていた自己肯定感を取り戻している最中です。
まずは自分の小さな本音から耳を傾けてあげて、
ありのままの自分を大事にしていきましょうね。
torie公認自己肯定感カウンセラー 大森 翼
【torie公認自己肯定感カウンセラー】去年、会社員として働いていたが、精神的に不安定な状態になり、抑うつ状態になる。自己肯定感を持ったのがきっかけとなり、過去の人間不信やあがり症、抑うつ状態を徐々に克服。今年から肩書きも実績もない状態からカウンセラーとして独立。現在は、カウンセラー、セミナー講師、イベンター、SNSを中心に「自己肯定感の重要性」について発信活動をしている。先月はサンクチュアリ出版社登壇。今月から音声メディア「Voicy」や自己肯定感が高まるオンラインサロン開設など、より「ポップに、カジュアルに」世の中の"生きにくさ"を"生きやすさ"へ変える活動を展開している。