がんばるときは方法をいくつも考えながらやってみる
2021.03.20
みなさん、こんにちは!
自己肯定感の第一人者
中島輝
最新刊
『うまくいっている人がしている
自己肯定感を味方にするレッスン」
PHP研究所
より、
昨日より今日が楽しみになる
心を整えるレッスンを
あなたへ
・・・・・
【 がんばるときは
方法をいくつも考えながらやってみる 】
今、
「絶対にこれをしたい」
というものをわかっている人は、
頑張りすぎて不必要に
エネルギーを消耗したり、
ヘトヘトに疲れているのに
自分にむちをうったりしません。
頑張らなくていいのに
無理をして頑張ったり、
反対に勝負所で
力を抜いてしまったりする人に
欠けているのは、
直感力です。
「ここだけは絶対に外してはいけない」
という嗅覚が鈍っていると、
何をしても良い結果が得られず、
「頑張っているのに報われない」
という虚無感が大きくなって、
自己肯定感が下がってしまいます。
直感力が鈍っているときは、
自分の考え方に執着しているときです。
「どうしてもこの方法でやらなければいけない」
「絶対にこれをやらなければいけない」
など、
「○○すべき」
という思考に囚われていると、
本当は別の選択肢を選んだ方がうまくいくのに、
あえてゴールから遠ざかるような
方法を選んでしまいます。
頑張っているのに
虚無感や報われない気持ちが
出てくるときは、
目指しているゴールは一体
「誰」
が決めたものなのか思い出してください。
それは自分で決めたゴールですか?
それとも人から与えられたゴールですか?
もし自分で決めたゴールならば、
「本音」
で決めたゴールなのか、
「建て前」
で決めたゴールなのかも
ちゃんと把握しておく必要があります。
ゴールの数々が、
全て自分の本音から生まれたものならいいですが、
複雑な人間関係を生きていく中では、
人が決めたゴールに向かって
進まなければならないこともあります。
また、
人が決めたゴールだけれど、
自分もやってみたいと思っているものや、
自分が決めたゴールだけれど、
人の力も借りないと達成できないゴールもあって、
本音と建前がマーブル状態に
混ざり合っていることがほとんどです。
その色合いを最初にきちんと把握すると、
「では、今自分ができる最善の一手は何だろう」
と考えることができ、
どこに向かって進んでいけばいいか見えてきます。
自立していて、
自己肯定感が高い人は、
その分別がついています。
分別があると、
がんばり方にも次のように
バリエーションがあることが見えてきます。
「ここは自分のフィールドだから思う存分楽しもう」
「やりたいけど一人でやるのは難しそうだから、
誰か似てるだってもらおう」
「ここは素直にしたがって頑張ろう」
いかがでしょう?
楽しく頑張るためには、
方法を一つに絞って頑張るのではなく、
あれもこれもといくつも思い浮かべ、
螺旋状にぐるぐると
上昇しながら考えるイメージで取り組むと、
最適な一手を選べるようになります。
あれもこれも選べる余裕があるというのは、
柔軟性があることの証です。
そうやってゴールに向かって行った結果、
たとえ失敗に終わっても、
それは多くの学びの機会を与えてくれた
貴重な経験に変わります。
うまくいったことからも、
うまくいかなかったことからも、
たくさんのものを学び取っていきましょう。
過去の経験を前向きに振り返ることが、
未来で頑張る自分を後押ししてくれます。
・・・・・
いかがでしたか?
がんばるために必要なのは、
直感力なのですね。
そして、
楽しく頑張るために、
方法を一つに絞って頑張るのではなく、
あれもこれもといくつも思い浮かべる
ことが大事です♩
うまくいったことからも、
うまくいかなかったことからも、
たくさんのものを学び取っていきましょう!
いつもありがとうございます。
感謝。
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