直感の声も頭の声も大きいのがHSP【頭を従えて直感に耳を傾けよう】
2019.07.26
こんにちは。
HSPカウンセラープロフェッショナル資格講座修了生の奈緒です。
たくさんのHSPさんとお話していて、HSPの方は直感も鋭いし、頭の声も大きいなあと感じました。
そして、直感の声に従える人は幸せに生きられていて、頭の声を優先してしまうと、そうならないというのにも気づきました。
この、直感の声(心の声、本心)と、頭の声(不安、理性、論理)が両方大きいわたしたちが幸せに生きていくためには、こんなふうに直感に従おう!という話を書きます。
①HSPの方は直感が鋭い上、ほぼ当たる
HSPの方の直感はほぼ当たります。(いいことも悪いこともです!)
これはHSPの本にもありましたし、実体験とたくさんの方のインタビューでも感じました。
この鋭い直感にいつも従えたら最強です。直感とは、あなたの潜在意識がくれるこっちだよ!の情報だからです。
なんとなくやってみたかったから、なんか気になったから、いきなりここに行きたいと思ったから、そんなふうに「根拠はないけどそう感じる」というのが直感。
本当はHSPに関係なく、誰しもこの直感に従えたら本心の声に従っていることになるので、人生が幸せになっていきます。
この直感の声の精度がよいHSPの方はましてやです。
最初に感じる印象はほぼ正しく、やりたい!と思ったものはほとんどいい結果になりますし、なんかうーんと思ったものを「でもやっておいたほうがいいか…」という理性でやってしまうと、だいたい最初に感じた違和感が当たっていた!というような出来事が起こります。
自分で言うのもなんですが、人生の中で大きな決断を小さい頃からたくさんしてきた自覚があります。
例えば、受験してどこの中学に通うかの選択、大学受験を2校しか受けないこと、インドで1ヶ月半のインターンに行くこと、最年少で長期の講座に飛び込むこと(多数)、撮影サークル事業を始めること、移住すること、16か国それぞれの理由での渡航、HSP才能開発サポーターと名乗ること、カウンセリングを始めることetc
今書いたようなことは無意識に直感に従って決めていたので、結果がどうであれすごく幸せな方向に行けました。
逆に、お金が、仕事が、なんかしないとやばいから、といった不安の声で決めた今までの数え切れない数のバイトは、ひとつたりとも体調面で続かずいい結果につながりませんでした。
こんなに結果がはっきりしていると、面白いくらいです。
上と下の決断の時の状況がすごく違ったわけではありません。どちらもギリギリの精神状態で決めたものも多いです。
そんな「あまりいいとは言えない境遇、状況」の中でも不安を受け入れて直感に従うと、そういう時はどこかからサポートが入り、決断をすればするほど、どんどん幸せになっていきました。
逆に不安が勝って、目先の収入や安定のみを考えて直感を無視した選択は、なにひとつうまくいきませんでした。
②HSPの方は頭の声もうるさい
直感の声も大きいのがHSPですが、一方で頭の声もすごくうるさいのもHSPです。
そんなことしていいのか?失敗したらどうするんだ?恥ずかしい思いをするんじゃないか?お金がなくなったらどうするんだ?だれがそれをほしいんだ?批判されるんじゃないか?
なにかを決めようとするとき、こんな声がガンガンします。
人の気持ちにも自分の感覚にもとても敏感なHSPですから、あることないこと考えて、ブレーキを踏みそうになります。
直感と頭の声の両方がうるさすぎて、やりたい、でも…と永遠に対立した経験は、だれでも一度はありますよね。
わたしはイベントやインタビュー、カウンセリング、SNSなどで人一倍、様々な人生を聞いています。
その時に、主に収入や人の目といった不安に負けて、目先の安心のみを考えた選択をしている人が、その選択で幸せになったのを見たことがないのです。
これは、本当の心の声を全部無視して選択しているので、当然と言えば当然です。
例えば、親に否定をされてほんとうに行きたかった分野の学校に行かなかった、お金がなくなるからととっさに始めた仕事が、前のとは違う理由でこちらも合わずにつらい(超多数)などです。
(ほんとうはいやだけど)とりあえず〇〇しようかな、という頭の声のみの選択を聞くたびに、そこはどっちみちやめることになるのにと思うようになりました。(それで、迷ったときは直感に従おうね、ということはできるだけ伝えています。)
③「なにもなくても直感に従うこと」が必要
①②のようなことを受けて、ほんとうにしなければいけないのは、どんなになにもない状況でも、直感の声に従うことだと考えるようになりました。
わかっていても本当にやることはすごく難しいです。
人間の生存本能が不安を起こすので、不安がまったくない状況というのは一生ありません。
不安だらけの状況で、なんの根拠もないけど惹かれるほうに行くということが直感に従うことです。
不安が勝った選択から、直感に従った選択に切り替え始めた人から、幸せになっていく場面をなんども見ました。
とはいえ、大きなことに対して、いきなり直感で決めろ!というのはなかなかできません。
④毎日のごはんから直感で決めると、大きな決断も直感に従えるようになる
直感の方がなんとなくいいのはわかったけど…という場合、毎日今日は何を食べたいかな?という小さな選択から直感に従ってみるのがおすすめです。
1番食べたかったものをちゃんと選ぶようになると、それだけですごく満たされた気分になります。
そうやって毎日いろいろな小さな決断をするときに直感で決めることを増やしていくと、直感はどんどん研ぎ澄まされていきます。
今日は出かけるか家にいるか、どの本を買うか、どの映画を観るか、どのカフェに行くか。
そういう日常の些細なことを全て直感で決められるようになると、どんどん幸せになっていく自分に気づきます。
慣れると、ごはんのメニューを選ぶのとさほど変わらない気持ちで、次にやるイベントやセッション内容を決める、住むところを決める、海外旅行先を決める、くらいの域になれます。(笑)
直感での決断を繰り返していると、なにを決めるにもほぼ迷いません。
ピンと来たら行く、こなかったら行かないというだけのシンプルなルールになります。
そうすると、どんどん人生がいい方に展開していき、人間関係にも恵まれて、あれ?こんなに幸せに生きてよかったんだ…!という感じの感覚に行き着くんです。
鋭い直感は、HSPの人に与えられたあなた専用の優秀なガイドなので、ぜひ直感で決断する名人になってください。
今日はこれが食べたいな、なんかここに行きたいな、という声に従ってやってみると、あとからああこのためだったんだ… !となんで直感がそう言ってくれたのかわかることもよくあります。
直感に従うことを始めると、すぐに幸福度が増して、人生がいい方向に向かうのを実感できると思うので、気軽に試してみてください。
なにか迷ったときは、直感で気の向く方!を選んでくださいねー!
廣瀬 奈緒
世界初の【HSPHSSさん専門の励まされる参考書】がコンセプトのHSPHSSさん本、HSPの移住女子ブログにて好評発売中。(⬇︎右下のプロフィール詳細をクリック▶︎ブログから見られます。)世界をエネルギーで満たす人。HSPカウンセラー。HSP才能開発サポーター。23歳まで何不自由ないエリートな肩書きを持って生きてきたが、合わない会社で働きすぎ、2回うつになる。その後はじめて何者でもない自分と向き合い、これ以上落ちないならと捨て身で始めた撮影の全国コミュニティが好評で、好きを生きる楽しさと生きがいに目覚める。初めて生きている実感がわく。その後ももがく中で、自分はHSPだと気づき、「HSPの星よ。」の言葉を胸に、HSP才能開発サポーターとしてHSPの方が毎日好きなことをして幸せに生きる方法を伝導中。人がつながりあって安心・繁栄していける仕組みづくりが好きで、そんな場所づくりをオンラインオフラインともにして、眺めて幸せに生きている。世界のHSPの方をつないで、情報と優しさに溢れた世界を実現したい。書くことと読むことが大好きで、毎日1冊以上本を読みながら、ずっとなにかを書き続けている。