自信がなくてもやりきるために必要なもの
2019.02.01
今までとは違う経験をしてみたい!
そんな気持ちって
きっと心の中にありますよね?
例えば・・・・
・新製品のお菓子を買ってみる!
・新しくOPENしたお店にいってみる
・やってみたかった新しい趣味をはじめる
・新しい仕事をはじめる
などなど
ただ
新しく何かをやるとき
それが自分の期待通りの結果がでるのか?は
正直やってみないと、また、経験しないとわかりません
すると
やったことがない、経験したことがないと
不安だなぁ~と
感じるときがあると思います。
それは普通の感覚なので
意気地なし!なんて
思ったりしなくてもいいですよ!
では逆に
なんとなくできるかどうか!は
何でわかるの?というと
仕事や趣味でもそうですが
繰り返し何度もやっていれば
経験からわかるようになりますね。
今まで未経験のことになると
とたんに
人はわからなくなります
だから
新しいことをやるときは
きちんと準備して
自信をつけてからやる!という方もいます。
ただ
普通に日常生活をすごしていると
すべてのことに
準備万端で対応できない場合も正直、多いです
そもそも
「自分を信じる」と書くから
「自信」といわれていますが
あくまでも一人一人の主体的な感覚です。
そうはいっても
私には自信がある!と言い切りたいとき
どんなことでもいいから
“根拠”をもちたくなりますが
それは、
ごく普通の気持ちではないかと思っています。
“自信のカケラ”を探していた私が
ある時
大きく変わった時がありました。
それは、
フルマラソンを完走したときでした。
フルマラソンを走るなんて
この時まで、思ってもみなかったのですが
友人がフルマラソンを走る時の応援にいき
色々なランナーの姿を間近にみて
フルマラソンを走ってみたいなぁと 思ったのが
きっかけです。
思いつきで走りたいなぁと思って
思い切ってエントリーしてみたものの
よくよく考えたら
42.195kmの距離
当然、走ったことはありません
ハーフマラソン(約21km)だってありません
さらに
制限時間内に走りきれるか?というのは
よくイメージできない状態でした
一番最初
多くの人が思うことではないでしょうか?
しかし
TVであれだけ多くの人が
ゴールしているのを見ていると
なんとなく
できそうな予感はします!
(予感だけですが)
さすがに
我流では42.195kmは駄目だろうと思い
マラソ関係の本を数冊買ってきて
練習を開始してみました。
しかし
演習で走る5kmも
すごくキツイ! とってもキツイ
練習をして
自信をつけるというより
走りきれるのか?という
不安は増すばかりでした。
フルマラソン初参加する初心者用の練習
(六時間以内で完走する)を
なんとなく続けてはいたものの
練習からは
これで大丈夫だ!と思えるほどの
自信を持てない状態で
初のマラソン大会へ!
宿泊先を出るとき
これじゃ完走できないかもなぁ~
それなら
最初から走らなくてもいいかな・・なんて
思ったりもしましたが
スタートラインにも立たずにやめるのは
なんだか違うのでは?
なんか後悔しそうだ・・と感じ
スタートラインには立つことに
心理学では
「やったことの後悔」より
「やらなかった後悔」が
大きくなりやすいと言われています。
やはり
「やらなかった後悔」は
味わいたくなかった
それに
どこまで
走ることができるのか?
自分を確かめてみたい気もしていて
かなり複雑な気持ちが
入りまじっていましたことを覚えています。
ただ
「ゴールしたい!」 という
その気持ちだけは
心の奥にあってブレていなかった記憶があります。
初めてのマラソン大会がスタートし
走っているときも
どんどん足は痛くなるし
何度もやめたくなってはいきましたが
気持ちは
制限時間ギリギリでいいから
走り切りたい!に支えられ
始めてのフルマラソンなんとか完走できました
42.195kmを走りきってから
ふと考えました。
自信は必要だ!
しかし
結局のところ
私の場合は、練習してこれで大丈夫!という
自信はつかなかった
しかし
なぜ完走できたのか?
それは
大会にエントリーした時に感じた
「走り切りたい!」という
自分の素直な気持ち!
自分の気持ちに素直に
「自分を信じ抜いた」ことで完走ができました。
もちろん
42.195kmのフルマラソンを完走するためには
練習は必要です!
あまり運動していない方が
初めて42.195kmを走り切るために
練習しなくても大丈夫な人は
そんなに多くはないと思います、
必要な練習はしたうえで
自分の心のマインドセットが必要なのですが
レース前に自信満々という状態が
必ず必要なわけではないのです
それよりも
一番最初に自分が思った気持ち
これを維持できるか?が大切です!
心折れそうになるときは
いっぱいありますが
最初の気持ちを忘れない
自分を信じてください!
あと
もう一つ 大切ことがあります。
もしも
やる? か やらない?で判断に迷ったら
色々考えないで「やる!」と決めたほうがいいですね
この “ちょっとした勇気” も大切です。
経験上
どうしよう??と思ったときほど
思い切ってやってみると
予想以上の出来事があったりして
結局は
やってよかったと思うことが多いと感じます、
また、
色々な人にインタビューしていても
やろうか?やめようか?迷ったけど
やっぱりやってよかった! という声を多く聞きます。
また
どっちにするか?
よく考えて判断することは大切だ!と
思っているかもしれません
しかし
有名なチェスの話として
5秒で考えた手と、30分かけて考えた手は
86%が同じと言われています
時間をかければいいというわけでは
どうもないようですね。
もしやってみて
自分の期待するものが手に入らなかったとしても
今回の結果から
次の成長につながるポイント
改善するポイントが見つかるので
次の機会に活かせます!
先ほど
「やったことの後悔」より
「やらなかった後悔」が大きくなりやすいと書きました
やはり
迷ったらYesですね!
準備をしていても
100%の自信がつかないなんて
よくあります。
人は
自分の立てた目標を達成したら
その次に
今までより上の目標を目指してしまうのです
ですから
自信が100%になるまで待っていても
100%になれることはないのです。
最後に
ピーター・セージの言葉から
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人生はスカイダイビングと同じである
成功の秘訣は飛行機の外に出ないと知ることはできない。
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自分を信じて 、勇気を持って
迷ったらYes で
新しい事にトライ! してみてください
今までいた場所の外に思いっきり出てみましょう!
今とは違う
さらに刺激的な楽しい日々がまっていますよ!
皆さまの生活改善にお役に立てたら幸いです。
T.IKEMATSU
人間の行動心理の研究を日課とし、スクーバダイビングとマラソンと写真撮影を愛する コーチ/心理カウンセラー・研修講師。