色彩コラムvol.2
~4つのHappyカラーを使って「幸せ」な日々を~
2019.04.16
私たちは五感を使って日々生活をしています。
視覚、聴覚、味覚、嗅覚、
特に視覚からの情報は全体の約80%
そしてそのほとんどが「色」からの情報!
私たちは知らず知らずに「色」
購買意欲を高めるセールなどは「赤」が使われていたり、
信頼感をアピールするために「青」
商品のパッケージにも色を使った戦略もあり、
踏切や工事現場は警戒色である「黄×黒」
地下鉄も路線ごとに色分けしています。
私たちは道を歩けば色に当たるという環境の中、
こうして見ると、
いかに色の影響を受けているかが分かりま
ちょっと視点を変えることで、
4つのHappyカラー
みなさんは、幸せを表現した「色」は何があるか思いつきますか?
ばら色の幸せ
幸せを運ぶ青い鳥
幸せの黄色いハンカチ
幸せの四葉のクローバー
他にもあるかとは思いますが、
この4つの幸せを表現した「色」
感情色彩診断₍※₎で用いる4色です。
感情色彩診断は、赤、青、黄、緑の4色から「4つの感情」
相手がその時求めていることや、
(
この4色が幸せを表現する色に繋がるのはとても興味深いと思いま
4色の感情色彩言語を少し紹介したいと思います。
レッド【行動・情熱】
ブルー【友愛・愛情】
イエロー【探求・好奇心】
グリーン 【協調・調和】
レッドはその情熱さで周りの人を引っ張り
行動に起こす力があります。
元気になりたいときや自信を取り戻したい時も
レッドの力はとても有意義に働きます。
ブルーは友愛、人の気持ちを大切にし、
思いやりと優しさをもっています。
心身の興奮を抑え、感情のコントロールが出来る色です
イエローは好奇心、興味あることの探求心が強く、
チャレンジ精神が旺盛です。
軽快で快活で社交的な側面があるので、
不安や自信のなさを吹き飛ばしてくれます。
グリーンは協調性、周囲とのバランスを
とても大切にしています。
物事を客観的に見ることが出来るので、
安心、
私たちは「喜び」「怒り」「悲しみ」「驚き」「楽しい」
様々な「感情」をもって生活をしています。
仮に、幸せの定義が「感情」によるものだとしたら、
この4色の感情をうまく使っていけば、
自分の中の幸せに出会えるような気がします。
ネガティブグリーンの塊でした
私は幸せを感じるのが下手なタイプでした。
感情に鈍感というか、ネガティブな感情だけでなく、
ポジティブな感情も感じない時期がありました。
喜怒哀楽の表現方法がわからなくなっていたんですね。
これは幼少期の成育環境によるものですが、
感情を表に出すこと=
と定義していた時期がありました。
なので、「幸せ」ですか?っと聞かれても、
「幸せです」
その場をしのぐための感情表現しかできませんでした。
4つのhappyカラーで当てはめると、人と合わせる、
協調性のグリーンでしか生きてこなかったってことになります。
「ネガティブグリーン」の塊ですね。
色彩心理学に出会い、自分の感情を初めて
視覚化出来たときの感動は今でも忘れられません。
胸の奥にある秘めた思いを、
4つのHappyカラーは「幸せ感度」をあげるお手伝い
「幸せ」は誰かに与えてもらうものではなく、
自分の感じ方次第なのかなと思うのです。
もちろん、
ご縁ってありますからね。
それをどう感じ、つかみ取るかが重要。
人間とは厄介なもので、
自分が幸せかどうかは他人にはわからないんです。
自分で決めるしかないんですよね。
それを人に任せているうちは、
自分の感情に鈍感で責任をとれずにいると思うのです。
まさに昔の私です。自分の感情を雑に扱ってました。
日々引き起こされる感情を、
4つのhappyカラーに照らし合わ
レッドの要素が強く出てしまってるなと感じたら、
ブルーの冷静さが必要なのかと考えてみたり、
「幸せ感度」を上げるお手伝いが、この4色にはあると思うのです。
足るを知るHappyカラー
幸せな人は、この4色を知らず知らずに
うまく使いこなしている人のように思い
「何事にも情熱(赤)をもち、行動を起こしながら、
周囲の人への感謝の気持ちを忘れず、
常に気遣い(緑)、
4色の良いとこどりをするとこんな感じでしょうか。
自分がどうゆう状態であったとしても、
すでに自分は持っているのだと
気づいていることが真の豊かさなの
人に勝つ負けるとかではなく、
自分の中の不完全さも認める勇気、
この4つのhappyカラーが、
みなさまそれぞれの「幸せ」
きっかけになったら嬉しく思います。
writer 成海舞乙(mao narumi)
torie本部講師 成海 舞乙
torie認定 色彩心理メンタルトレーナーを開講出来る、数少ない講師の一人として活動しています。色彩心理学×ライフスタイルで、他人の目を気にせずラクに生き、自分のために生きるきっかけ作りのお手伝いをしています。