輝塾(5期)に通ってよかったこと【番外編】
2019.04.19
ご訪問いただき、ありがとうございます。Ayaです。
今回は、輝塾に通って得た副産物に関する体験談を
エッセイ風にご紹介いたします。
輝塾の体験談については
‟輝塾って何するの?【実際に行ってみた(5期)】”でご紹介しております。
併せてご覧いただければ幸いです。
・「そもそも輝塾(きじゅく)って何?」という方はこちらへ
⇒Brightful Campus 輝塾
世の中に偶然はない、すべては必然。
そう思えるような、ご縁のすばらしさを感じた体験です。
私は名古屋から京都輝塾へ通っていました。
使用する交通機関は新幹線の自由席です。
(名古屋から京都までは30分ほどで着いてしまいますから、
自由席が満席で座れなくてもいいかなという考えですね。)
その日も5回目の講座のため、京都に来ていました。
講座を受け、懇親会に参加した後、
いつも通り新幹線の自由席に乗り込みました。
結構利用者が多く、
もしかしたら座れないかもしれないと思ったのですが、
入ってすぐ、扉付近の通路側が空いていました。
2人並びの席です。
窓際には大きな黒いスーツケースを携えた
若い女性が座っていらっしゃいました。
ここを逃したらもう座れないなと思い、
彼女に声を掛けました。
「すみません、ここ空いていますか?」
「はい、空いてますよ!私、次の駅で降りるので奥の席へどうぞ。」
彼女は立ち上がり、大きなスーツケースを持って
一度通路に出てきてくれました。
「ありがとうございます。」
そう言って私は窓際の席に座り、彼女は通路側に座りました。
そこで気づきました。
京都の次は、名古屋に停まります。
そうです。つまり、私も次の駅で降りるのです。
わざわざ席を譲ってくれた女性に申し訳ないなと思い、
「あ、私も次の駅で降ります!名古屋なので。
すみません、せっかく譲ってもらったのに。」と伝えました。
すると、彼女が
「あ、そうなんですね。」
と笑って答えてくれました。
私はてっきり、これで会話が終了するものと思っていました。
なぜならお互い他人同士ですし、
彼女の手には読みかけであろう、
一冊の本が抱えられていたからです。
しかし、予想外のことが起きました。
彼女は続けて私にこう尋ねました。
「ご旅行ですか?」
この一言から、私たちの会話が始まりました。
私は輝塾に通っていることから、今の仕事、将来の夢の話をしました。
彼女はというと、普段は営業の仕事をしながらも、
本当にやりたいことが別にあるというお話をしてくれました。
最初は軽い雑談だったのが、
どんどん真剣な話へと変わっていきます。
そして話していくうちに、お互いの年齢や住んでいる場所、
志が近いことにも気が付きます。
名古屋に着くまでの約30分間、
私たちの会話が途切れることはありませんでした。
名古屋に近づき、車内にチャイムが鳴り響くと、
「もう少し話したかったです。」と彼女が言いました。
私も同じ気持ちだったので、
そこで連絡先を交換することにしました。
このご縁が輝塾のおかげといっていいものかどうかはわかりません。
ただ、少なくとも輝塾に通っていなければ、
私が京都から名古屋に向かう新幹線に乗ることは滅多にないのです。
彼女もその日、たまたま広島で法事があり、
名古屋へ向かう帰りの新幹線に乗っていたとのことでした。
これも彼女にとっては、稀な行動パターンです。
偶然に偶然が重なった、 本当に驚くべきご縁だと感じます。
彼女とは一度お茶をしてからは、
共通の趣味を持っていることもわかり、
たびたび一緒に出掛けています。
今度、同じ趣味を持つ彼女の友達と私の友達も誘って、
グループで一緒に遊びに行く約束もしています。
またそこで新しいご縁が広がりそうですね。
新幹線で偶然隣の席になった人と意気投合して
連絡先を交換し、友達になる。
こんなドラマみたいなこと、世の中にあるんですね。
必然とも呼べるような、素敵な出逢いに感謝です。
これからもこのご縁を大切にしていきたいと思っています。
以上、輝塾で得た思わぬ副産物のお話でした。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
あなたとのご縁にも感謝いたします。
今日も皆さんにとって素敵な1日になりますように。