HSP看護師さん歴10年のベテラン!まゆさんにインタビュー

2019.05.06

こんにちは。
HSPカウンセラープロフェッショナル資格講座受講生の奈緒です。

プロフェッショナルを一緒に受講している、輝いているHSPさんにインタビューしたい!とお声がけしたところ、たくさんの方にご協力いただくことができました。

3人目は、講座に来られる方に看護師HSPさんが多い!ということで、代表してまゆさんにインタビューさせていただきました。

看護師HSPさん、まゆさんにインタビュー

お名前:須藤 麻友(すとう まゆ)

年代:30代後半

キャッチフレーズ:ユーモアのあるマスコット的存在

アイコンは、2012年頃、静岡県の山梨県の相模湖畔で行われたWORRIER DASHという、アトラクションランニングイベントに参加したときの写真です。

今でも年に年に1から2回、友人たちとスポーツイベントに出かけてリフレッシュしています。

仕事以外の仲間と身体を動かすことは、リフレッシュになるし、健康にも、モチベーションアップにも繋がります。

1、まゆさんのたどってきた人生をざっくり教えてください。

1980年台前半に千葉県で生まれ育ちました。

同じ地域に住んでいた、集合住宅の中学生~幼稚園児まで毎日約15人のこどもたちで、夕方遅くなるまで遊んでいました。

木登り、探検、虫採り、ザリガニ釣り、ピンポンダッシュなどのいたずらも、アクティブな幼少期を過ごしていた記憶が残っています。

現代のような核家族世帯が少なかったため、別け隔てなく地域の方々に育てられました。ご近所には昭和のカミナリオヤジが複数人いましたが、みんな子どもたちを見守ってくれていました。

私は幼稚園、小学生、中学生時代、幾度かいじめに遭い、その理由は様々でしたが、孤独感を味わうことが数ヶ月間続きました。

そのためか、集団で過ごすことよりも、一人で打ち込めるような、ある特定の分野「植物や生物学」が大好きな学生時代を過ごしました。

夏休みの自由研究では県展で入選するまで選んでいただけたのが思い出です。

現代になって、HSPという概念が知られるようになってきましたが、私は幼少期から、様々な場面で「神経質すぎる」「わがまま」「困った子」と言われ、「思い出」を思い出そうとしても、記憶は断片的です。

そのため、幼少期から集団行動が苦手で、運動会やその他の行事は、よく脱走したり、物陰に隠れたり、具合が悪くなって見学をしていました。

中学生時代には、集団行動をあまり課せられない陸上競技部に入部し、あくる日も短距離の練習にのめり込んでいました。練習の甲斐があって、強化選手に選ばれました。

しかしながら、成長期の母趾基節骨(足の親指の付け根の関節)は脆く、陸上用のスパイクシューズによる両足の疲労骨折で、私の夢は諦めざるを得ませんでした。

もう少しで県大会の4×100mのメダリストの仲間入りに入れるところでした。

悔しくて、あの時の絶望感は忘れられません。

今思うと、自分の怪我に対する怒りと、代走をしてくれた同級生への嫉妬心が、自動思考として芽生えていたのだと思います。負の感情の塊が長い間、私を苦しめていたのです。

しかし、約半年間の怪我の治療中、お世話になっていた看護師のIさんの働く姿と、看護師のユニフォームに憧れを抱き、それがきっかけで看護師という職業を選ぶことにつながりました。

現在は、昨年の夏に出逢った中島先生の講座で、HSPについて学んでいくうちに、今まで苦しかった自分のことが分かっていき、幼少期から感じていた苦しみは自分だけでなかったんだという安堵感、そして、苦痛から徐々に開放されていくのを実感していきました。

学びを深めている現在は、チームワークを重んじるワーキングには積極的に参加できるように自らも工夫し、公私共々、前向きに自己肯定感を高めながら生活するように心がけています。

 

2、そんな中で、プロフェッショナルを受けられた理由はなんですか?

私は小さい頃に大きな犬に噛まれた記憶があります。

また、交通事故に巻き込まれかけた記憶、不審者への遭遇、幼少期からの親や教師の厳しい躾、社会人になってから出逢った厳しい上司や指導者、幹部の方々に対して、過度に怯えていたと振り返ります。

新人の頃から、現在に至るまでの15年以上で、何人の患者さんや職員と出逢ってきたでしょう?

何人もの方々との出会いで、コミュニケーションを取る鍛錬を積む中で、第六感が働きますというか。

〇〇さんがもうすぐ来られる、という気配や足音、同じ方でもその時時の心情によって異なる声のトーンや表情等、一緒の場に居る時は、その場の空気や相手の気さ持ちを、瞬時にプロファイリングする力が備わってきたように感じてきました。

現在は、看護の最前線というよりは、「がん」に罹患された患者さん・ご家族への支援と医師やスタッフ・他職種や地域との架け橋となるお仕事をしております。相談業務も入ります。

そのため、クライアントさんに当てはめると、医療者はもとより、患者さん・ご家族を合わせると、週に軽く100名以上の方と接することとなります。

重要な面談を控える場面の支援には、とても気を遣いますし、医療者も、患者さん・ご家族も、とても気をすり減らしてしまいます。

そのため、その日のそれぞれの立場の、声のトーン・様子などから、その場の状況を推察する力を更に磨きをかけ、答えはないのですが、ここに受診して良かった、相談に乗ってもらえる人が居てよかったと思っていただけるような環境を作りたくて、更なる学びを深めたいという気持ちで受講を決めました。

また、HSP気質ですと、自分自身も知らず知らずのうちにエネルギーを消耗してしまっているようで、終業時の疲労感、倦怠感は半端ありません。

実際に過去に体調を崩し、休職した時期もありました。

自分自身の体調を整えるという意味でも、この学ぶ機会の出会いは必然的だったのではないかと思います。

 

3、まゆさんの看護師さんとしてのキャリアを教えてください。

新卒後は約10年間、大学病院の外科系・内科系様々な科の病棟で経験を積みました。

約2年ごとに、部署の異動やチームメンバーの入れ替わりがあり、患者さんやスタッフとの出会いも増えていきます。

単なるユニフォームに憧れて働き始めた自分から、目的を持って働きたい自分へ、自然と変化していきました。

それが、看護師7年目の春のことです。

がん治療を受ける患者さん・ご家族への看護の質を高めたいと思うようになりました。

そこで、約半年間、職場を離れて社会人学生になりました。

がん専門領域の大学に通い、同級生とともに必死に学び知識や技術を高めあい、半年後に臨床現場に戻りました。

臨床現場に戻ると実際は知識を得たものの、思い通りにいかず、更に任される仕事は増え続け上司や部下との関係性もぎくしゃくし始めてしまいました。

当時、得てきた知識を還元したいという気持ちと、〇〇すべき思考が先行してしまい、まわりが見えていなかったのでしょう。

2011年、忘れもしない大震災のあった日、私は夜勤をしていました。

入院されている高齢者の患者さんは皆不安そうに眠れぬ夜を過ごされていました。

前々から決まっていたのですが、外の現場で学びを深めて成長したいという希望を、当時の上司が許可してくださり、震災直後の4月に災害拠点病院の外来化学療法室へ転職しました。

そして、最近になり、生まれ育った関東地方の総合病院の外来に転職し、主に「がん」の患者さんの相談業務に乗らせていただいております。

現在は、決められた相談時間内で、目の前の患者さんと真剣に向き合いつつ、周囲の環境の情報収集も同時に行う技術の鍛錬を行っています。

詳しく説明すると、同日に受診に来られている患者さんの姿を遠くから観察するということでしょうか・・・

 

4、看護師さんとしての日々感じる感情はどんなことでしょう?

病院=病人と思われがちですが、現在では仕事をしながら通院治療が可能になっています。

また、診察室で見る患者さんの表情よりも、街で見かける社会で活躍される〇〇さんのほうが圧倒的に輝いて見えるのです。

たった少しの変化でも、病気中心の生活ではなく、生活の一部に「がん」治療を取り込んでおられる方のほうが、圧倒的に治療の継続・完遂率が高いように思います。

患者さん・ご家族の表情に、明るい変化が見られたときは、主治医ともども嬉しい瞬間です。

 

5、まゆさんは、ふだんはどんなふうに過ごされていますか?

普段は夜勤なしの日勤で勤務しているため、朝はギリギリまで布団に潜っています。

起床後1時間後には朝礼に立っています。

遅刻寸前のギリギリ人間です。

就業中は一生懸命人と向き合い、コミュニケーションを図り、プロファイリングも欠かせません。

職場の隣に、地域で有名な洋菓子店があるため、閉店前に滑り込みでロールケーキの切り落としを購入して、帰宅後に「明日も頑張ろっ」てケーキを食べるのが楽しみです。

休日は月に一度は、季節を問わずに、布団の中で冬眠生活をして疲れを癒やします。

他の休日は、全国各地に居る友人と連絡を取り合ったり、駅ナカのお店巡りをしたり、思うがままに都内へ出かけてフィーリングのあうカフェで過ごしたり、ランニング仲間と運動したり・・・ その時の流れに任せて過ごしています。

 

6、まゆさんの夢を聞かせてください。

今は、一人の看護師にすぎませんが、「あなたに話して気持ちがすっとした」「また、相談に乗ってもらえますか?」と仰っていただけるコアな患者さん・ご家族・クライエントさんが増えてくれるような、看護師/カウンセラー/相談員でありたいと思います。

 

7、最後に、これを読んでいるおなじ看護師HSPさんにメッセージをお願いします!

約5人に1人がHSPと言われていると、私も昨年の講座で初めて知りました。

それまでは、様々な心身の不調は、気のせいと言われ、苦しい時期を30年以上過ごしてきました。

誰にも気付かれないように、様々な診療科やカウンセリングに通い、治療を試みましたが、完治には至りませんでした。

偶然見つけたHSPカウンセラーベーシック講座で、HSPという基質があるのだと知り、ホッとした気持ちは今でも忘れません。

現代、医療の進歩によって、看護の現場も目まぐるしく変わり、業務量も増えることで、心身の不調を抱えている看護師も多数いらっしゃると伺います。

実際に、現場の新人看護師や中途入職者の離職率も高いと聞きます。

自己犠牲をして体調を崩す前に、セルフケアして体調を整えて、あなた自身の素敵な看護を提供してください。

 

8、これ以外に、伝えたいことがあればフリートークでどうぞ。

仕事一筋の生活から、HSPの本を始め、気持ちを楽にする本、リラクゼーションの本、気になる本など読書の時間を作り、多彩な趣味が生まれてきました。

やはり、時には休息も必要なのだと実感しています。

気持ちのどん底から立ち上がれたきっかけを作って下さった中島先生をはじめ、同期の皆さんには感謝しています。

また、これからご縁があってお会いできる皆様、よろしくお願いたします。

苦しい時期があったからこそ、これからは上昇気流に乗れると思っています。

失意のどん底に居て、負のループでグルグル思考に居たときに、惜しみなく手を差し伸べて下さった方々は数知れないほどいらっしゃいます。

今度は、今現在お困りの方々へ、私自身があの苦しかった時の恩返しとして、何かしらの形としておしつけではない、看護師/相談員/カウンセラーでありたいと思っております。

廣瀬 奈緒

23歳まで何不自由ないエリートな肩書きを持って生きてきたが、合わない会社で働きすぎ、2回うつになる。その後はじめて何者でもない自分と向き合い、これ以上落ちないならと捨て身で始めた撮影の全国コミュニティが好評で、好きを生きる楽しさと生きがいに目覚める。

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